佐賀の演劇シーンを評する

1999/4〜2000/3

1999/4

☆子ども演劇教室の旗揚げ公演「さっちゃん」
☆演劇家集団エープリールフールズ

1999/5

☆劇団空のフラクタルプロデュース「風の曜日1999」
☆子ども演劇教室の旗揚げ公演「さっちゃん」

1999/6

☆佐賀の演劇事情

1999/7

☆「劇薬扱い→道端派」金曜ショウ劇場
☆劇団ぼっち
☆演劇家集団エープリールフールズ
☆佐賀こども劇団「物語(ストーリー)」

1999/8

☆リチャード・ブランソン

1999/9

☆劇団「ぼっち」坂の上の家
☆『第4回芝居かっ祭』

1999/10

☆遊◎機械/全自動シアター「アナザデイ」
☆各地の演劇祭

1999/11

☆佐賀県高校演劇コンクール

1999/12

☆宮本亜門

2000/1

☆今年の抱負

2000/2

☆Ziシアター「一月の桜」

2000/3

☆ミュージカルチーム「フレイム」
☆劇団「B級劇大系サイギミック」
☆「マシュー団」

文化時評top


2000/3

おはようございます。 今月は緊張の月です。それは今月末から3本もの舞台がおこなわれるからだと思います。私が関与しているわけではありませんが、何故かドキドキの月末です。  この時評が載る土曜日にはすでに終わっていますがミュージカルチーム「フレイム」の自主公演作品は楽しみです。佐賀でミュージカルをしている団体はこの「フレイム」だけで、今回は「福岡加奈子バレエ研究所」と劇団「Ziシアター」からの応援もあって質の高い舞台が見られるのではないかと思います。それが平成11年度のほのお博記念地域活性化事業の補助で入場料が無料と来ているからたくさんの人に見てもらいたい公演です。  さて果たしてどういう舞台を繰り広げてくれるのか今月の時評に書けないのが残念ですが、来月のココでお知らせできると思います。  また、先月も少し書かせていただきましたが、劇団「Ziシアター」の団長である小牧君が福岡で創り上げた劇団「B級劇大系サイギミック」の旗揚げも来週の土日に行われます。なかなか福岡までアマチュアの劇団の芝居を観に行くと言うことはないのですが、今回は是非足を運んでみたいと思います。  ずいぶん前になりますが、佐賀大学の演劇部出身の役者達が集まって福岡で自主公演をやったと言うことがありましたし、伊万里の劇団「道端派(どたんば)」も福岡で公演をしました。佐賀にいながらの広報活動は大変なものがあると思います。なかなか多くの人に見てもらえないというのが現状としてあるのですが、今回の「B級劇大系サイギミック」は福岡で活動を開始したと言うことでいろんなメリットもあったのではないかと思います。客の入りよりもどのくらいパワフルな舞台を見せてくれるのか、こちらも今からワクワクのドキドキです。  それからなにやら不思議な香りのするテント芝居も来週末に観ることができます。これは先ほども書きました伊万里の劇団「道端派(どたんば)」と鳥栖の劇団「怒幻鳥栖ッ都」が合体して「マシュー団」と言うものを結成したらしく、演劇興行をやってみたかったという方がテントを自ら購入されココ佐賀の地で行うというものです。(詳しい経緯は分かりませんが・・・)広報もエスプラッツ前でゲリラライブを試みるほど気合い十分で久々力の入った演劇を観ることができると思っています。  こちらは金土日と三日間行われますので、ぜひ観に行って下さい。テントの中で芝居を観ることも、今となっては不思議体験です。  この三団体が今月末に大暴れしてくれます。佐賀の演劇シーンがどのくらい揺れ動くのかそちらのほうも勘所だと思います。  最後に私個人として、「フレイム」では何故入場料を無料にしたのか?「B級劇大系サイギミック」では何故演目を『月喰う魚』(結構昔の学生が書いたアマ作品)にしたのか?。そして「マシュー団」では何故テント芝居なのか?と言うことに疑問を持ちながら彼らの芝居を観たり聞いたり感じたりしようと思っています。  是非多くの人が芝居に触れてくれることを祈っています。 終わり

2000/2

おはようございます。先日、一年以上ぶりにZiシアターの芝居を観に行ってきました。九回目になる公演は、地道な努力を続けてきただけあって、バランスよくまとまったお芝居になっていて、お客さんの入りも反応もよかったようです。演目は「一月の桜」というオリジナル作品で、最初から最後まで飽きのこない演出で役者も裏方もがんばってるなあという印象でした。  ただ、やはり今回の公演では主宰の小牧君がタッチしていなかったため、これまでのZiシアターよりパワーダウンしていたように感じたのは私だけではなかったようです。  劇団という形をとって十年近く活動を続けていくと言うことは何かしら問題も出てくることと思います。これまで引っ張ってきたリーダーが芝居づくりにタッチしなくても今回のようにしっかり劇団の色を出せるというのは素晴らしいことだと感心しました。私としては次回公演がどのようなものになるのかが楽しみなところですが、ここはとにかく本当に公演お疲れさまでしたと言うところです。  また、今回ノータッチの小牧君も三月に福岡で劇団を旗揚げすると言うことで、少々びっくりです。なにやら福岡の方でこそこそ(笑)やってると言ううわさは聞いていたのですが、劇団を創って三月には公演をすると言うのを聞いて「好き者め」という印象です。劇団名は「B級劇大系サイギミック」という名前でこれまた好き者。旗揚げ公演は第一回劇斗烈風伝「月喰む(はむ)魚」というもので好き者。この作品は私の劇団でもやったことのある作品でその時小牧君にも出演していただいたといういわくもついていると言うことで私も好きものと言うことになるのであるが、ともかく成功させてもらいたい!  日時は三月二十五,二十六日で場所はアクロス福岡円形ホールで行われる。問い合わせはオフィス・サイギミック0952-34-4582まで。チケットはローソンチケットでも扱っているぞ!!  力のある人物は佐賀を出て成功するといいます。確かにこれまでの例をいくつかと言わず思い出してみればそのようです。佐賀の人は自分の住む土地で成功者が出るのを嫌う傾向でもあるのでしょうか?嫉妬深いのか、出る杭を打ちすぎるのか、無関心なだけなのか、佐賀を拠点として活躍している人が少ないというのが何とも淋しい気がします。  小牧君の劇団が福岡で成功するのかどうなのかはこれから楽しみなところですし、勿論どんどん中央に進出して成功を収めて欲しいものです。そしてここで幸いなるかな。まだ小牧君の劇団のオフィスも佐賀にあると言うことです。きっと彼は佐賀を拠点として活躍してくれるでしょう。佐賀から離さないぞ!小牧君!がんばってくれ!  またZiシアターのメンバーは「フレイム」の公演にも出演する。佐賀で唯一のミュージカルグループの公演にダンスで出るのか役者で出るのか楽しみです。どういうミュージカルが楽しめるのか大いに期待です。  今回はZiシアターのことを中心に書いてみました。どうか小牧君のB級劇大系サイギミックの福岡旗揚げ公演にも多くの人に足を運んでいただきたいものです。

2000/1

「いつもと同じように、何一つ変わることなく過ぎていく毎日。もしも、遠いあの時選んだ道と違う道を歩いていたら、飽きるほど単調に繰り返す毎日は、今とは違った景色へとつながっていたのかもしれない。そんなことを考えながら歩いていると、一人の男が話しかけてきた“あなたは魔法を信じますか?”不思議な空気を身にまとったその男は、魔法の鍵を僕に手渡し、あの日につながる扉をゆっくり指さした。」 これは今日と明日、エスプラッツホールで上演される劇団Ziシアター「1月の桜」のあらすじです。  劇団Ziシアターはもちろん佐賀で活躍している劇団で、今回で9回目の公演をするほどの実力のある劇団です。その劇団が佐賀での2000年最初の幕を開けてくれるのは楽しみです。今回は今までと違って、メルヘンから現実世界へと舞台を変えたと言うことですし、何より主宰している小牧君が今回はほとんどタッチしていないと言うことが気がかりでもあり(笑)、新しいZiシアターの顔がどんなものになるのかワクワクです。  早速今日観に行くつもりです。差し入れのバナナも忘れずに・・・。  今年はやっぱり記念すべき年なのでしょう。すべてのイベントにミレニアムとか2000とか付ければお祭り騒ぎになるのですから。そのお祭り騒ぎに便乗して佐賀でも芸術に文化に大いに盛り上がればいいと思っているものの一人なのですが、なかなか佐賀県は遅れているみたいです。佐賀の街は夕方ともなると廃墟の町になり、冷たい空気を伝ってどこからともなくストリートミュージシャンの歌声がギターの音色と共に聞こえてきます。未来を感じさせるものはなく、昔の栄光にすがりついた曲達が若者の口から運ばれてきます。  人々の集まるところがどんどん郊外へと移り、ただでも少ない人口密度がますます希薄になっていき、中心街と言われたところは薄っぺらな楽しみと欲望の渦巻く場所になってしまったかのようです。大きな赤字をますます膨らませながら転がり落ちる佐賀のメイン施設を見ながら「どこまで行けばいいのだろう?」と思うのは自分のことを棚上げした者の言う科白。  まさしくZiシアターの「あの日につながる扉」があれば入っていきたい佐賀のリーダー達でしょう。  新しく始まる千年とホントに最後の世紀末の今年は善も悪も光も闇も入り交じり私たちを翻弄させるのでしょう。  そしてそういう時代に生まれる演劇や音楽、文学や絵画などの芸術は未来から放たれる光の方向を指し示すことが多かったように思われます。  今世紀最大のそして人類始まって依頼のピンチとも思われる状況を、演劇を始め、様々な舞台活動を通 して今年は考えてみようと思っています。そして自分自身の活動自体も光を指し示せるようなものになるよう自助努力していきたいと思っています。  どうぞ今年もよろしくお願いいたします。それでは私はZiシアターの応援に行ってきます。皆さんも是非、今年は佐賀の劇団の芝居を観劇して感激して下さい!(さぶ〜)おやじでした。

1999/12

おはようございます。 いつもの年末なら一年の終わりと言うところなのでしょうが、今年は百年の終わりであり、千年の終わりでもあるわけです。どうりでいろんなところで騒がしいわけだ!  世の中が騒がしいときは芸術文化はおとなしいと聞きます。心がざわつくとやはりそれ相応の創作しかできないものなのでしょう。どことなく演劇も騒がしい劇団や戯曲が目について心をゆったりと楽しませてくれる作品もないわけではないのでしょうが、騒がしさの陰に隠れてしまっているようです。まあ、「踊らにゃ損損」でまわりに流されているのもそう悪くはないのかもしれませんけどね?  この際、終わりゆく時間を惜しむより、新しく始まる時間に気持ちを切り替えた方がいいみたいです。  と言うことで来年2千年は佐賀でもあの「アイガットマーマン」が再演されます。きっと宮本亜門さんもまわりの騒がしさにオリジナルの創作に集中できないのかもしれません。そういえば、今年は再演ものが多かったような気もします。うちの劇団のそうでした・・・  このアイガットマーマンは私が日本のミュージカルで初めて楽しくてくさくないと感じた作品です。日本のミュージカルというとどことなくわざとらしくて、「なんでここで歌うんだ?」「マジなセリフに曲付けるな!」と言う違和感を感じたものですが、この宮本亜門さんのこの作品は日本語なのに違和感もなく、かっこいいし、「宮本さんは世界に通 用する日本人初めてのミュージカル創作者だ!」と言う気分で福岡から帰ってきたのを昨日のことのように思い出します。  何故、今マーマンを上演するのか疑問ではありますが、文句なく楽しめる舞台です。私のお薦めです。是非ご覧になって下さい。(決してイベンターの回し者ではありませんよ。)  そして最近この佐賀でも、やってる者も見ている客も楽しめるようなミュージカルができたらなあと考えるのです。今年のはじめ、夢かなえ隊の企画で松梅小学校の子ども達がミュージカルを上演しました。あの子ども達の一生懸命さと新鮮さ、宮本亜門さんの芸術性の高い創作力が少しでも表現できるような舞台を作れないものかと今模索中です。  総合的な芸術の高見にある一つがミュージカルだと思います。日本人がやっとその頂点まで登れるようになったのは確かだと思います。それなら新たなる千年期の最初に佐賀の地でそういったものを発信できることは楽しいのになあと今のところ私一人でニマニマしています。  楽しいことを考えるのが好きな人、そしてそれを実行に移すのが得意な人、この指とまれです。夢を持ってがんばってるみなさん、大いに暴れましょう!来年は辰年。s  来年はダンスも歌も演技も調和したミュージカルのように、真善美が調和した新たなミレニアムの第一歩になるような年になるよう願うと共に私自身もがんばろっと!

1999/11

おはようございます。  昨年に続き、今年も佐賀県高校演劇コンクールに行ってきました。  二日間にわたって12校の作品を観てきたのですが、高校生の芝居のレベルも毎年上がっているように感じました。基本的な声の出し方、言葉のやりとり、体の使い方を見ても、佐賀や福岡で活躍している役者に引けを取らないと思います。  ただ全体的、また各校の取り組み方を見ていてそのよくできている基本を生かせていないと言うことを感じ取ることもできました。今以上のレベルに到達するための大きな壁があるのでしょう。 つまり観てくれる人、観客を意識して創られていないと言うことです。  誰のために芝居づくりをしているのか?  たった3人の審査員のためなら、審査員の好みをリサーチして点数を稼いでくれればいい。  自分たちの思い出作り、自己満足のためならそんな自慰行為のために大きなホールを借りて、学校まで休んでコンクールなど開かなくてもいい。  学校側の「子ども達も一生懸命やっているから・・・」論理の同情なら、将来につながる演劇家が育つのはゼロに等しいでしょう。  高校演劇の現状がプロへの登竜門になっていないことや、全国で優勝する高校の作品が大きく扱われないことを考えると、如何に観客を意識した芝居づくりをしていないかがわかります。それが末端の地方にまで浸透しているのは残念です。  演劇は観てくれるお客さんを意識して、その芝居という嘘の世界を信じ込ませるために、またそれを楽しんでもらうために創られます。そのためにみっちりと基本を練習します。その基本が自己満足のために使われるのだったら、もはや演劇とは言えないでしょう?  佐賀の高校演劇(大人の演劇にも当てはまります)の壁はその辺にあるのではないかと思いました。  壁を乗り越える方法は、やはりコンクールだけのために芝居を創るのではなく、校外で演劇を打つ試みをすることでしょう。チラシやポスターを作ったり、マスコミに協力を依頼したり、チケットを売ったりしてみることです。他人に自分たちが創った芝居を観てもらうための努力をしてみることです。 そこで自分たちの言いたいことや演じたいことがどれくらい通 用するのか肌で感じてみる。それは素晴らしい体験です。  現在、そうやって校外で活動している高校生達もいます。彼らを見ているとやはりパワーを感じます。芝居好きなんだなあと実感できます。  このような本物の演劇を創っていてたまたまコンクールに出場したら優勝しちゃったくらいの気持ちで、今の日本の演劇コンクールを考えていた方が良さそうです。  もちろん先にも書きましたが、自己満足のため、他校との親睦のため、思いでづくりで芝居をやっているんだったら、私の意見は役立たずですが。(苦笑)  最後に高校演劇を支えて下さっている関係者の皆様、ご苦労様です。来年はもっと一般 客を入れましょう! PS 九州大会に出場する鳥栖高校演劇部の皆さん、どうかみんなが楽しんで観られる芝居を創って、皆さんも楽しんで来て下さい。がんばれよ!!

1999/10

おはようございます。 先日久しぶりにプロの演劇を観てきました。遊◎機械/全自動シアター「アナザデイ」と言う芝居で、肩の力を抜いて楽しめる芝居でした。遊◎機械/全自動シアターは知る人ぞしるメジャーな劇団と思いますが、演劇なだけにやはりほとんどの人が知らないのだろうなあと思いながら、テレビドラマなどで活躍している役者さん達の演技を見ていました。  昔から舞台俳優がテレビなどのドラマに出演するケースは多くありましたが、最近の傾向としてはテレビタレントが演劇やミュージカルなどの舞台に立つことが多くなったようです。舞台にしてもテレビドラマにしても未熟なタレントの脇をしっかり固めているのが舞台俳優のようです。今やテレビドラマはメジャー中のメジャーですが、どのドラマも舞台俳優さん達の達者な演技力によって支えられているように思えてなりません。  テレビドラマやバラエティで今や有名になった岸谷五郎や西村雅彦、上川隆也、久本雅美(敬称略)・・・(もっといっぱいいますが)も劇団の役者さんです。  こうやって現在も全国ツアーなどをしている劇団の中にも近い将来テレビドラマなんかにデビューできる格好良くて底力のある役者が育っているのは確実で、そういう意識で芝居を観に行くのも楽しみの一つかもしれません。  そんなことを遊◎機械/全自動シアターの芝居を観ながら考えたわけですが、アマチュアも当然がんばっています。  北九州や筑後では演劇祭が始まっています。その中でも北九州の演劇祭は規模も大きく、10月1日から12月6日まで北九州市内の各会場でアマ、プロ会わせて20劇団が芝居を見せてくれますし、その他演劇のワークショップや講演会、公開レッスンなどもあります。これだけのイベントをよくするなあと感心しているのですが、今や演劇の風は北九州に吹いていると言うのもわかる気がします。佐賀から足を運ぶのは大変でしょうが、演劇好きな人は一度足を運んで下さい。  また、佐賀のアマ劇団「ぼっち」が参加した筑後で開かれているアマチュア劇団フェスティバル「芝居かっ祭」も先月の時評で書きましたように町の人口が5万人と言う場所としてはお客さんも入っていたようです。佐賀から参加した劇団「ぼっち」の客入りもなかなかだったのではないでしょうか?当面 の目標100人は達成したのではないかな?  このフェスティバルには6つの劇団が参加していますが、どんな反応があったのか、参加劇団や主宰者、観客や町の住人に取材してみたいところです。 筑後の演劇フェスティバルは10月23日までで、まだ二つの劇団が上演しますのでこちらの方は北九州よりだいぶ近いので行って観て下さい。  しかし、祭りと名が付いていても演劇なだけに(?)今ひとつ盛り上がりに欠けているように思えるのは私だけでしょうか?  北九州演劇祭も今年で7回目、筑後のアマチュア劇団フェスティバルも4回目。どこかマンネリでパワーダウンしているのではないかという気がしました。  演劇は時代を一番感じ取る芸術だと思います。制作側は十分に時代の要請するものを感じていないと、こういう激しい時代ですから集客率の悪いマニアックな演劇祭になってしまいます。そんな風を私は感じているのですが・・・・

1999/9

 おはようございます。  先日、佐賀の劇団、劇団「ぼっち」代表の諸富さんからメールを頂き、今度10月11日に筑後市のサザンクス筑後というホールで、前回好評だった「坂の上の家」を上演すると言うことを知りました。それだけの情報なら日時と連絡先くらいでこの話も終わるのですが、メールを交換していると隣町でもいろんな試みが行われているんだなあと言うことを感じ、諸富さんに詳しい内容を問い合わせたところ以下のコメントが届きましたので、ここではそのまま載せることにします。  佐賀市では、こんな催しが出来ないのでしょうか。  (財)筑後市文化振興公社が主催する『第4回芝居かっ祭』への参加。つまり、4年は続いているということです。  同振興公社では、このイベントのために若い専任の職員2名を張り付け、企画から運営(PRを含む。)まで、一貫して行われます。  ちなみに、入場料は1日券500円、4日間の通し券1500円。参加団体には、一律5万円が支給され、5万円以上のチケット販売分はその劇団の収入になるというものです。  これまでにも鳥栖市の「怒幻鳥栖っ都」さんが参加されています。  今年は、10月9〜11日と23日の4日間に6つの劇団が集まって、それぞれ個性豊かな作品が発表されることになっています。人口5〜6万人の筑後市が、福岡県全域に呼びかけてこのようなイベントを主催し、しかも我々のような、いわばヨソ者に対しても門戸を開放してくれるのです。ョッ、太っ腹っ!てなもんです。  ここはホールが2つあって、大ホールは1300人、小ホールは505人の収容能力がありますが、このイベントに使用されるのは小ホールの方です。場合によっては、イベントホールや大ホールも使うことは可能のようでした。  芝居は、役者が自己満足するものではなく「見てもらってなんぼ」と思っていますので、我々は、今までに参加された劇団がやったことのない試みを行っています。すなわち、現地での「実行委員会」の設置です。劇団「ぼっち」は、今から23年前に筑後市民会館で公演を行っていますが、その時の実行委員会の皆さんにお願いして、すでに設置には成功し、第一回目の打合せ会も開催しました。  サザンクス筑後の話では、一公演あたりの入場者は、多くとも100人程度のようで、放っておくと、地元ではない劇団は悲惨なことになりそうです。  内心、地元劇団を差し置いて、一番の大入りを狙っているのですが・・・  劇団「ぼっち」は佐賀では一番息の長い劇団です。その劇団が単身ヨソで公演を打つという試みの盛り上がりと、人口が少なくてもそこから何かを発信させようと言う筑後市の取り組みにワクワクしてきます。  私自身、現在ミュージカルを含む演劇に関しての様々な試みが日本中津々浦々で行われていると言うことを知るにつけ、演劇の奥深さをあらためて問い直しているところです。  佐賀で活躍する人やグループが新しいものを求めてヨソに出ていって、どんどん活躍するのはものすごく素晴らしいことですが、佐賀には何もないからヨソでするとか、活躍されている人達の帰ってくる場所がないとかいうのでは残念です。  まあ、とにかく劇団「ぼっち」にはがんばって欲しいですし、私たちも応援したいものです。100人以上は客を呼ぼう!

1999/8

おはようございます。 多くの人が気にしていた、世紀末七の月も何事もなかったかのようにすぎホッとしています。しかし、絶え間なく流れてくるニュースを見ていると、やはり大きな変化が起こっているんだなあと感じるのは私だけではないでしょう。終わっていくものと始まるものが混じり合い大きなうねりとなって我々の生活をも変えていくようです。  できることなら終わっていくものの方でなく新しく始まって行く方にいたいものです。  過去にも大きな変革の時代があったようですが、新しく始まる方は常に大きなビジョンを持って人々が動いていたと言うことがあるようです。  10月から北九州で開催される北九州演劇祭は市、マスコミそして市民団体が一体になって中長期的なビジョンを持って演劇を盛り上げていこうというのが伺えます。  一方佐賀では、演劇に限らず、創る側、見る側、支える側がバラバラでビジョンもないままに暗闇の中を突っ走っているという現状ではないでしょうか。  話は私事になりますが、私の好きな人物にリチャード・ブランソンという人がいます。勿論坂本龍馬も好きですよ・・・  このリチャード・ブランソンという人は20歳代でヴァージンというレコード会社を創り、30歳代でヴァージンエアラインと言う航空会社を創設、現在40才後半という若さでたくさんの会社を経営し、マイクロソフト社のビル・ゲイツ氏に並ぶ世界でも有名な実業家です。熱気球でも太平洋を横断したりと冒険家の一面 もあります。  彼ははじめに、自分の住むイギリスの田舎に目を付け、当時では都市部が中心であった音楽スタジオを広い庭園と煉瓦作りの古ぼけた建物を改造して造ります。  うたい文句は都会の雑踏の中にいるより田舎の自然の中にいた方がインスピレーションも湧き、芸術活動をするにはピッタリだというものでした。  半ば強引に当時の有名ミュージシャンにレコーディングをさせ、そのうたい文句道理だと言うことを証明、レコードの販売権利までも得てしまいます。その噂がどんどん広まり今ではドリカムや華原朋美などの日本のミュージシャンも仲間入りしているほどの世界的にビッグなレーベルになりました。  この話は一人の人物の一つの話でしかありませんが、こんな話からでも、この佐賀のこれからのビジョンを考える上でのキーワードが隠されていると思います。  ちょっと前までは日本のチベットと言われた佐賀ですが今でもたいして変わっていないようです。しかし、それはぜったい素晴らしいことで、田舎なら田舎らしくここでしかできないことをやればいいのだと思います。今やすべての地方が都会の真似をすることでどんどん赤字を増やしています。  江戸時代、佐賀鍋島藩は教育ではずば抜けた藩だったようです。多くの人物を生んでいます。その土地柄、人柄は今でも残っているはずです。  佐賀はきっと日本の文化と教育に大きな役割を担うことのできる場所だと思います。  日本や世界で一流と呼ばれる芸術家や教育者が、自然に佐賀の街に住んだり、行き来しているような都市もここ佐賀ではできるのではないかと思うのです。  そんな佐賀ん街にならないかなあと夢を見ながら、芝居を続けている今日この頃です。  

1999/7

 おはようございます。  佐賀の役者集団「芝居屋」が面白い公演を始めました。芝居屋の芝居プロデュース公演芝居と銘打っての「劇薬扱い→道端派」金曜ショウ劇場と言うものです。七月九日からスタートし隔週金曜日十月一日まで六本の芝居が上演されるということです。演目はこれまで芝居屋が上演してきた選りすぐりで、七月九日は「幸福の木2 イタコでドン!」、七月二十三日「君よ、笑顔で振り返れ!〜鳥類戦士トリキングジャー」、八月二十日「幸福の木」、九月三日「君よ、笑顔で振り返れ!2〜鳥類戦士トリキングジャー・激闘編」、九月十七日「雪、降りやまず」、十月一日「Frogman」です。最後の「Frogman」は未発表と言うことで楽しみなところです。  これまでも芝居屋の芝居の演技や内容について書いてきましたが、それにも増して今回の試みは佐賀の演劇シーンに刺激を与えるのではないかと楽しみにしています。一つの役者集団が違った演目でこれほど長期にわたって公演を行うというのは前代未聞です。  まるで毎年北九州で行われている全国規模の演劇祭を一つの劇団がやっているようで楽しくなります。(あまりにも大げさな表現でごめんなさい)   とにかくあなたも一度足を運んでみて下さい。場所は毎週土曜日の音楽系ライブで有名なパブ&ライブスペースフロンティアで、入場料は五百円です。  また劇団ぼっちも七月二十八日の第二十七回公演に向けて面白い試みをしているようです。それは見学者募集というもので、劇団も二十七年もやっていると良きにつけ悪しきにつけ「慣れ」が出るそうで、刺激を与えるために見学者・体験入会者を募集していると言うことです。公演前の劇団の練習風景なんて早々見られるものではないし、絶対面 白いはずです。本番では絶対観ることのできない役者と演出家のやりとりは演劇ファンならずとも必見です。練習風景を見学して本番を観ると言う贅沢を味わってみて下さい。本番は今月の二八日、佐賀県立美術館ホール、演目は長崎出身の劇作家、松田正隆の「坂の上の家」です。  またまた七月一八日は演劇家集団エープリールフールズのメンバーが北九州で面 白い試みをやってくれます。詳しい内容などは聞き及びませんが、中心でやっている小松原良允君が長年やってみたかったという芝居で、身障者と共に創り上げた作品のようです。北九州の発表が終わった後、佐賀でもやると言っていたようなので、北九州まで足を運べない方はそちらの方を楽しみにしていて下さい。  またまたまた私もどうにか佐賀こども劇団「物語(ストーリー)」を佐賀で初めて発足させました。まだ産声をあげたばかりで立って歩けるまでには日にちを要するかもしれませんが、こども達は夢を膨らませているようです。私もその夢を壊さないようにお手伝いができればと思っています。演劇をやってみたいこども、やらせたい親、どうぞ一度見学に来て下さい。毎週金曜日の一七時からエスプラッツの練習室でやっています。  それにしても先日、前回私の書いた時評に佐賀の文化財団の方々が個人的にコメントを下さいました。佐賀のアマもこんなに楽しい試みをやっているのに、佐賀の文化振興を担うプロの集団から何も見えてこないのは残念です。私企業でやっているなら私も何も書きませんが、少なくとも税金を使っている以上「私たちもがんばっている」だけで、佐賀の文化振興の形が見えないのは不安以上に落胆です。どうか個人的に問題を解決しようとするのではなく、紙上でもいいからこれからの佐賀の文化振興の形を見せて欲しいものです。

1999/6

 おはようございます。  隣の福岡では近頃、博多座をはじめいくつかの劇場やホールができています。確かに東京あたりを見てみても演劇をする方も観る方も人口は増えているようですし、福岡にあっても同じ流れがあるようです。しかし、大きく違うのが地元発信の演劇なのかそうでないかと言うことです。佐賀でも勿論言えることですが、東京からの招聘公演がほとんどで、地元の劇団には目がいっていないのが現状のようです。  福岡にできている劇場も地元の活動を応援するものではなく、東京などからやってくる大きな稼げる(?)舞台公演を第一に考えてるのではないかと思えるほどです。  そこで佐賀はと観てみますと、まあ劇団の数から見てホールの数はちょうどいいのかも知れません(設備面 では考えてしまいますが・・・)。しかし、佐賀市を見てみるとホールの半分以上に同じ財団が入っており、その組織運営如何でホールの運営だけではなく佐賀の演劇をはじめ舞台文化の将来が暗いものになってしまうと言うことでしょう。「前例がない」とか、「腰が重い」とかですまされる問題では当然あるわけではなく、そこが先頭に立って佐賀の文化をどのように育てていくかを真剣に考え、動いていくと言うことが必要なはずです。なんのビジョンもないまま、ただ毎年恒例のイベントだけに多額の予算を使い込むのではなく、どういう状況が佐賀の文化にとって望ましいのか、また日本の中の佐賀という位 置づけからも、どうしたらいいのかを考え行動することに財団や公の組織の存在意義があり、我々も税金を払っているのではないでしょうか?  演劇のレベルに関しては福岡も佐賀も対して変わらないと思います。東京一極集中で地方にはハングリー精神も個性さえもないというのが現状で、面 白いものが出てきたと思ったらすぐに東京に出てしまう。このことは日本的な問題でもあるようです。行政が地元の人と手を組んで芝居を創っていくと言った都市も増えていますが、そこには演劇好きな役人がいて、彼らがキーマンとして活躍している。そのキーマンとなる人物が佐賀にはいないようです。  勿論演劇に携わっている我々にもパワーがないといえるのかもしれませんが・・・。  そういう演劇をやっているという内側から見てみると、そこにもお粗末な現状が見えても来ます。自分のやっている、やろうとしている芝居に対して遊び半分というか、「なんのために演劇やっているの?」と言いたくなる自己満足型、自己中心型、自慰行為が好きな役者やスタッフが目に付くという現状もあるようです。それは芝居をやる以前の人間的なものが当然入ってきますから、教育面 でも地方では問題ありと言うことかもしれません。  例えばわかりやすいところでは、チケットを売らないと言うことがあります。地方にあってチケット収入なしでは芝居は打てません(勿論遊びならやれますが・・・)。それは何処の劇団でも、どのプロデュース公演でも同じです。それに関わる一人一人がチケットを売らないことには芝居はできない。それは芝居をするとか、役者をする以前の問題です。チケットを売らない代わりに自腹を切って満足している、または市や県にある補助金を当てにするといったことを平気で言うようになったら本末転倒しているとしか言えません。そういう少数でしょうが役者なりスタッフを抱えている劇団も少なくはないようです。  そんな内部事情や外の事情を織りなしながらきっと佐賀の文化も進化していくのでしょうが、その時その時の自分たちのおかれている立場での厳しさや、もう少しの夢や冒険心、創造する心が欲しい今日この頃です。  追伸、劇団空のフラクタル「風の曜日」公演は無事(?)たくさんのお客様に支えられて終わることができました。本当にありがとうございました。この場をお借りしてお礼を言わせて下さい。これからもがんばります!よろしくお願いいたします! 栗原誠治

1999/5

おはようございます。 いよいよ劇団空のフラクタルプロデュース「風の曜日1999」公演を来週に控え、連日の夜中までの作業に日頃の体力不足がたたり、意識が遠のいていきそうな毎日をおくっている私です。  先日どうにか佐賀新聞文化センターの子ども演劇教室の旗揚げ公演を無事成功(?)のうちに終わらせ、こども達にも演劇の楽しさや奥深さみたいなものが伝えられたのかな?という印象を私の中にも残して喜んでいる間もない劇団の公演です。  子ども演劇教室の旗揚げ公演「さっちゃん」はこどもの数が4人ということもあり、それぞれが二役をこなす中、空のフラクタルのメンバーを応援に頼んでの本格的な舞台づくりを心がけてみました。発足当初より「発表会」ではなく「公演」という形での演劇の舞台を創ろうと1年間練習をして、子ども演劇としてはまれにみるオリジナルの創作作品になったのではないかとちょっぴり自負しています。  公演を終えたこども達も次の作品作りに燃えているようです。  しかし、この佐賀新聞文化センター子ども演劇教室も6月で終わると言うことになりました。そんなこども達の創作に対する興味や試みの火を絶やしたくないと言う思いもあり、現在、こども達と一緒に「佐賀こども劇団」の発足に向けての話し合いをしているところです。これから一ヶ月間、広報活動などを通 してメンバーが集まりそうなら、こども演劇を続けようとみんなで話をしているところです。  どうぞ演劇をやってみたいこども達、演劇をやらせてみたい大人達、集まってきて下さい!  そういうこども演劇もどうにかしなきゃと言う強迫観念も頭の隅に置きながら、本番まで一週間という時間の中で、まだ片づいていない様々な問題を抱えて、今!すごい強迫観念でこの文章書いています。(苦笑)  何を創るのも大変な労力が必要になってきます。全くこの世の中に存在しなかったものを完成した(?)ものとして現実に存在させるのですから、当然です。  その点で言えば人間には神様と同じ力を持っているのかもしれません。今ある人間の技術なんて言うのもはじめは存在すらしてなかったのですから・・・  何もだからって自分たちがすごいことをやっているんだと言っているのではありませんよ、誰もがやっていることなんだけど、演劇の世界にも当然そういう創造する力が働いていると言うことを知ってもらうためにこのコーナーがあって、私がそれを伝えたくて書いているだけのことです。  音楽や絵画などと同じように演劇も人々の心を潤そうと存在しています。世界中でプロアマ問わず盛んに行われています。  佐賀にはプロの劇団は存在しませんが、アマチュアもいくつか存在し、自分らが楽しむと同時に一生懸命に広報してたくさんの人に見てもらおうとしています。そしてそのどれもが人をうならせるだけのパワーを秘めていると、実感しています。  今回、劇団空のフラクタルプロデュースの「風の曜日1999」公演も見て下さるお客さんにいっぱい楽しんでもらおうと団員、スタッフ全員が楽しんで頑張っています。  後はそれを評価して下さるお客さんがたくさん来て下さること。  どうか2年以上、この演劇の文化時評を書き続けてきたことに免じて、私たちの創った芝居を見に来てやって下さい。絶対!楽しんで帰ってもらえるはず!  公演は22日(土)19時から、23日(日)14時からと18時からです。いずれも開場時間は開演時間の30分前です。22日の公演と23日の1回目の公演では託児所も設けています。是非是非、家族、近所の方々、友人などお誘い合わせの上お越し下さい。 最後の最後のお願いです。(選挙カーより静かでよかでしょう?)

風を吹かす研究所主宰 栗原誠治

1999/4

おはようございます。 実は、今日は佐賀新聞文化セミナーこども演劇教室の旗揚げ公演があるのです。1年間という練習期間がこども達にとってどういう時間だったのかがわかる日になるでしょう。 当初、7,8人いたメンバーも今では4人になり、今回の公演も一人二役という難しい技術に挑戦しなくてはいけません。こういうメンバーがなかなか集まらないという現実からも1年間という時間はいろんなことを私に教えてくれました。  今の小学生は忙しいという実体、私の指導力不足(苦笑)、それを支える組織や家族の文化芸術に対する考え方などなどプラスになる面 や、マイナスの面が多く見えた時間でした。 それでもこども達は自分たちに脚本の内容から考えるという言う、何もないところからの創作を今日、舞台という形にするのですから、こんなに楽しくてワクワクすることはありません。 タイトルは「さっちゃん」。こども達がストーリーやエピソードを考え、私の主宰する劇団のメンバー、古賀あいらさんが脚本をおこし、演出をします。 内容はいじめられっ子が友達を得ることで強くなっていくと言う、30分くらいの芝居ですが、主人公に求められる「成長」を演技で表すことは難しかったと思います。 今の学校やこどもの中で起こっている様々な現象のほんの一部を浮き彫りにした作品ですが、楽しんで観ることのできる舞台になっていると思います。どうぞ、こども達の芝居を観に来て下さい。今日の五時半からと七時からの二回公演で、会場はエスプラッツホールです。  話は変わって、先日白山にあるギャラリー遊で行われた演劇家集団エープリールフールズの公演の話を書いてみます。彼らの舞台は今回で三回目。初のオリジナル脚本三本立ての公演でした。「ドリー」(古賀香織作)「黒い帽子とサングラス」(古賀香織作)「或る阿呆の一幕劇」(小松原良允作)の三本で、客席超接近芝居で、今回も楽しませてくれました。新しくメンバーも増え、役者の技術も上がり密度の濃い出来上がりでした。 私は初日を観に行ったのですが、後で聞いた話では千秋楽の出来がよかったらしく、それを役者から聞いたときは半分金返せ!(笑)と思いましたが、初日が千円で千秋楽が千五百円の価値があったと思えば許せます・・・冗談ですが・・・。 今回もドリンク付きの演劇鑑賞でしたが、カウンターのあるセットを上手に使っての舞台転換はなかなか面 白いものがありました。強いて言えば、せっかく舞台を設定してあったのでどこの場所からも舞台上で演じている役者が見えるように舞台の場所を設定してほしかったと言うことと、幕間の役者(ウエイトレス&ウエイター)の客への対応の仕方が今少し大雑把だったということでしょうか・・・。 とにかく毎回書くことですが、こういうパフォーマンス的なゲリラ芝居がこの佐賀でももっと観られればと思います。 最近ではストリートミュージシャンだけではなく、ストリートダンサーも見かけられるようになりました。そろそろストリートシアターなんかも出てきて欲しいなあと思います。 蛇足ですが、演劇家集団アープリールフールズは今度五月二二,二三日に劇団空のフラクタルプロデュース、「風の曜日1999」公演に出演します。力のある役者を集めてスタッフ、出演者の総力を結集した芝居制作が只今進行中ですので、楽しみにしていてください。・・・公演まで後43日・・・